五色鳥を追う(撮影日記)

今日は台北植物園で鳥の撮影に勤しみました。
お目当ては「五色鳥」。
言うまでもなく美しい姿の鳥なのですが、
動きが俊敏で、撮影は困難を極めます。


しかし、現場で野鳥愛好家の皆さんと知り合い、
もろもろのご教示をいただくことができ、
無事に撮影ができました。


五色鳥(ごしきどり)は緑色をベースに鮮やかな色合いで知られています。
ちょっぴりずんぐりした体形ですが、顔は結構精悍で、愛嬌があります。

今日は朝8時前ですでに気温が軽く30度を超えていて、
約3時間、まさにふらふらになりながらの孤独な撮影でしたが、
こういった姿に触れると、すべてを忘れ、元気になります。




そして、今日のハイライトはこれ。
まもなく巣立っていく五色鳥の子供です。
巣の中から顔を出し、お母さん、お父さんが餌を持ってきてくれるのを待っています。



身体はもう大人(成鳥)なのですが、
餌を待つ顔はまだまだ子供ですね(笑)


この顔を撮るために、暑さに耐え、粘りました。
もう二・三日で巣立っていくため、この様子は見られなくなります。


「脱水症状を起こしてもここにいたい!」という気持ちになるのはある意味で快感。
こういった出会いと感動を与えてくれる台湾に感謝した一日でした。

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