台湾縦貫鉄道を誌上体験 その５ 海岸線（海線）を旅する（片倉佳史）

片倉佳史の台湾歴史紀行　第二十六回

日本台湾交流協会機関誌『交流』2024年2月号  

台湾縦貫鉄道を誌上体験　その５　

海岸線（海線）を旅する　片倉佳史

台湾島の南北を結ぶ縦貫鉄道は基隆（きいるん）と高雄（旧称・打狗）間の408.5キロを走る一大幹線 である。現在もなお、台湾社会を力強く支える存在となっている。その縦貫鉄道を「誌上体験」し、日 本統治時代の台湾をたどる旅。第５回の今回は竹南から彰化（しょうか）まで、台湾海峡に沿って走る 海岸線（海線）を旅してみたい。


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