合歓山で星空撮影を楽しむ

真夏の合歓山取材。8月20日、台湾中部山岳地帯を訪ねました。今回はいくつかのテーマを設定していたのですが、そのメインは「天の川」の撮影でした。言うまでもなく、空気が澄んでいて、「光害」の無い場所でないと撮影はできません。その点において、ここ合歓山は理想的な環境と言えます。

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結論から言えば、期待を裏切らない美しさでした。海抜3070メートル地点には「暗空公園」という真っ暗な公園があり、台湾各地から星空好きたちが集まります。この日の日没は18時28分頃。まずは雲海を撮影し、19時半頃から天の川の撮影。ここで2時間くらい過ごし、それから人のいない撮影スポット探し。月が出てくると天の川の撮影は難しく、意外に時間の制約が大きいということも今回の学びでした。

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深夜0時頃には場所を移動し、花蓮県との県境でカメラを構えました。ここは小風口という場所で、撮影はここと、松雪樓という唯一の宿泊施設のある場所とで行ないました。高海抜地域ということで、寒いのは覚悟していたのですが、午前三時には氷点下3度になり、凍える思いをしました。台北を出た時は35度を超えていたのに・・・。

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