片倉佳史の台湾便り(公式)  2019.3.24発行 第124号

★配信の登録・変更・解除はこちらから → http://katakura.net/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
片倉佳史の台湾便り  2019.3.24発行 第124号 発行部数2037部
                        http://katakura.net/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

+‥目次‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
1.新刊『台北・歴史建築探訪~日本が遺した建築遺産を歩く』
2.電子書籍・ダイジェスト版の台湾生活情報誌『悠遊台湾』
3.イベント 台湾探見・探索日本 Discover Taiwan Week 20190420-0505

◆拙著・拙稿から◆
■訃報三題■
●今後の片倉の講演予定(2019年4月~6月)●
○あれこれ○

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

時々肌寒い時はあるものの、徐々に暖かく(暑く)なっている台北です。
一昨日はエアコンをつけるくらいだったのですが、
一転して、今日は上着がないといられないくらいの陽気です。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

2月は講演が続き、二週間の滞在で6回の講演をこなしました。
ちょうど新刊の最終作業と重なってしまい、
連日睡眠時間が3時間を切る状態でしたが、なんとか乗り切ることができました。
あまり無理ができない年齢になってきたので、
健康管理には注意したいと思います。

今回は新刊のご報告を致します。


1.新刊『台北・歴史建築探訪~日本が遺した建築遺産を歩く』

このたび、新刊を出しました。
台北市内に残る日本統治時代の建築物を200あまり取り上げ、
写真を多めに用いて紹介しています。

https://amzn.to/2EQ8VzU

本書はオールカラーで364頁の分厚い一冊ですが、
より多くの方に手に取っていただけるよう、
価格は出版社に無理をお願いし、税抜き1800円に抑えていただきました。

片倉真理の『台湾探見~ちょっぴりディープに台湾体験』も292頁となっていますが、
今回はこれまでの著作の中で最も分厚い一冊になりました。
360ページを超える台湾本というのはそれだけでも珍しいかもしれませんね。

インターネット全盛の時代ではありますが、
私は本が好きでこの世界に生きているので、
本でしか伝えられないことを追いかけていくつもりです。

https://taiwanktkr.blogspot.com/2019/03/blog-post_76.html
目次(一部抜粋したもの)

20日より全国の書店店頭に並んでいます。
どうぞよろしくお願いいたします。


2.電子書籍・ダイジェスト版の台湾生活情報誌『悠遊台湾』

私と家内が毎年編集・執筆している台湾生活情報誌『悠遊台湾』。
その2018-2019年度版のKindle版のお知らせです。
本書は悠遊台湾(2018-2019年度版)の電子書籍ダイジェスト版です。
台湾で暮らす日本人のための生活便利帳というコンセプトで、
台湾の基礎事情から子育て事情や医療情報、家探しなどの生活情報、
さらに、同好会・サークル活動やグルメガイドまで、盛りだくさんの内容となっています。

書籍版(最新版)は春に発売になりますが、
これは台湾でのみ発売で、
日本での通信販売は少し時期がずれます。
電子書籍版はダイジェストですが、値段も安いので、
ご興味を感じていただければ幸いです。


3.イベント 台湾探見・探索日本 Discover Taiwan Week 20190420-0505

4月20日から5月5日まで、私と片倉真理が企画したイベントを開きます。
台湾と日本を学び、双方の魅力を多くの方と分かち合うことを目的にしたものです。
現在、具体的な講演者とテーマを折衝中です。
芝山巌事件で知られる平井数馬の末の方や台湾の漢字世界、
玉山(新高山)登山事情、シリーズ「30年前の台湾を語る」、
インドネシアの台湾籍残留日本兵、北投を語る、鹿児島旅行メモ、
釧路の物産の魅力など、全30講座あります。
スケジュール発表はもう少しお待ちください。

「台湾探見・探索日本~Discover Taiwan Week」
主催者 片倉佳史・片倉真理(katakura.net)
期間 2019年4月20日から5月5日まで
場所 田園城市生活風格書店の地下イベントホール
会場規模 50名

費用 1講座200元、無料講座もあり(現在検討中)
住所 台北市中山北路2段72巷6號


◆拙著・拙稿から◆

★雑誌『Voice』の巻頭グラビア
毎月担当している『Voice』の巻頭カラーグラビアですが、1月号では「台北水源地ポンプ室」、2月号では「日本人校長が運び込んだ「誠」の精神」、3月号では「日本人飛行士を祀る廟~屏東市鎮安宮」を取り上げました。
★日本台湾交流協会の機関誌『交流』の連載「片倉佳史の台湾歴史紀行」。2018年9月号では「台湾東部の鉄道建設史」を紹介しています。以下から記事を読むことができます。
https://www.koryu.or.jp/Portals/0/images/publications/magazine/2018/9/rekishikiko.pdf
★雑誌『&Premium』で、『片倉真理の台北漫遊指南』という6頁の連載があります。第2回目は迪化街の北エリア。第3回目はMRT中山駅南エリアを取り上げました。
http://www.katakura.net/xoops/html/modules/wordpress4/index.php?p=340
http://www.katakura.net/xoops/html/modules/wordpress4/index.php?p=330
★クレアウェブの連載「片倉真理のときめく台湾土産」。1月30日
台湾で人気のオーガニックスーパー「天和鮮物」で買いたい台湾土産8選
http://crea.bunshun.jp/articles/-/21758
★クレアウェブの連載「片倉真理のときめく台湾土産」。2月27日
漢方入りキャンドルやエコバッグ!職人技が光る美しい台湾土産7選
http://crea.bunshun.jp/articles/-/21941
★クレアウェブの連載、過去記事は以下をご覧ください。
https://taiwanktkr.blogspot.com/


■訃報三題■

●兼高かおるさんの訃報。以前、ツイッターでメッセージをいただき、30年前に訪問したという霧社についてやりとりをさせていただきました。文面はとても若々しく、いきいきとしていて印象的でした。安らかにお休みください。合掌。
●黄金島氏の訃報を聞く。日本時代に志願兵として戦地に赴き、戦後に国民党軍に徴用されたものの脱出し、海上を17日間漂って台湾に戻りました。228事件では「二七部隊」で活躍。のちに政治犯として逮捕され、23年にもわたって自由を奪われました。火焼島(緑島)の政治犯収容所の取材でお話をうかがいました。寂しいです・・・。
●古仁栄さんの訃報を聞きました。12月31日、天国に旅立ったそうです。戒厳令下、多くの列車を撮影し、日本からやってきた人々を案内した人物です。知り合って20年、何度もお会いしましたが、もっともっとお話をうかがいたかったです。どうぞ安らかにお休みください。


●今後の片倉の講演予定(2019年4月~6月)●

https://taiwanktkr.blogspot.com/2019/03/20193.html
4月14日(日) 
新刊刊行記念講演会 IN 神戸 ※すみません。すでに80席満席です。
4月20日(土)~5月5日(日) 
台湾探見・探索日本(Discover Taiwan Week)2019,4,20~05,05(詳細後日発表)
https://www.facebook.com/groups/297053377607838/?ref=bookmarks
5月24日(金) 建成会(日本時代の子供たちにお話を聞く会・台北)
6月1日(土)~3日(月) 台北昭和町会(台北)
6月8日(土) 李登輝友の会千葉県支部講演(予定・東京)会場規模100名
6月9日(日) 台湾を学ぶ会(予定・東京)会場規模120名

※詳細は台湾特捜百貨店(katakura.net)にアップします。


○あれこれ○

★ ☆台湾政府観光局の周局長訪問時にいただいたスケジュール帳が素晴らしい作り。ここ10年の台湾のデザインセンスの進化に改めて驚く ☆ 電化工事が進む南廻鉄路。南国特有の青い空と列車が撮れるのもあとわずか ☆ 日台両用オリジナルカレンダーはおかげさまで販売予定数が完売。来年も作ることが決定 ☆ 行きつけの散髪屋は庶民の声が聞ける重要な情報源。選挙前には必ず訪れる場所 ☆ 南投県の竹刀工場を取材。日本の剣道用竹刀の大半は台湾の業者が手掛けている。知られざる台湾秘話 ☆ 台湾政府外交部から贈られてきたダイアリー。今年のテーマは「離島の景観」。程よくマニアック ☆ 彰化県社頭のカフェでいただいた台湾産コーヒー。ほのかな酸味が印象的 ☆ クラシックに特化したという台湾製の高級イヤホン。これまでのイヤホンはなんだったのか、澄みきった音色に圧倒される ☆ 新刊の追い込み作業中は極度な睡眠不足。立っているのもつらかったが、予定されていた講演は無事にこなす。新幹線のN700Aのグリーン車は眠るにはぴったりの車両 ☆ 新刊が無事に書店店頭に並び始めた模様。どのような評価を受けるのか、恍惚と不安と我に二つあり ★

////////////////////////////////////////////////////////////////////
★配信の解除はこちらから
http://www.katakura.net/cgi-bin/magazine/reg.cgi?reg=del&email=nwotaiwan@hotmail.com

※このメールマガジンは名刺交換をさせて頂いた方々にも送信する場合が
 あります。ご不要の方はお手数ですが削除措置をご利用下さい。
※配信エラーとなりましたメールアドレスにつきましては、サーバーへの
 負荷軽減の為、登録を随時解除しております。解除されていなくても配
 信されない場合には、再登録をお願いします。
※本メールに直接返信されますと、管理人によるセキュリティ等のチェッ
 クを経た上で、数日以内に筆者に転送されます。
※記事の無断転載を禁止させていただきます。
 発行:台湾特捜百貨店 Copyright(C)2019 katakura.net
////////////////////////////////////////////////////////////////////

コメント