奮起湖の百年老街
阿里山の奮起湖を訪ねました。
ここは以前、阿里山国家風景区管理處の公式ウェブサイトの政策を請け負い、
域内をくまなく取材したのですが、それもすでに10年前。
その後、奮起湖は何度か足を運んだのですが、
残念ながら、中国人旅行者の激増もあって、
往時のしっとりとした雰囲気は過去のものとなってしまいました。
一度失われてしまった風情は戻ることはなく、
今回も観光客で溢れかえっていました。
中国人旅行者はすっかり減りましたが、
やはり観光客が溢れかえていて、思い入れの育つような場所ではありませんでした。
しかし、魅力を失った老街から少し離れた場所にいい感じのところがありました。
「百年老街」、もしくは「老老街」と呼ばれる場所です。
ここは駅から坂道をずっと下って行った先にあります。
わずか50メートルの小さな小さな路地ですが、
戦前の木造家屋が残っています。
そこに小さなカフェがあり、阿里山産のコーヒーを楽しめます。
観光客で溢れかえる老街とはかなり違います。
静寂に包まれ、なかなかいい感じです。
駅からはやや遠く、坂道はきついかもしれませんが、
駅からはやや遠く、坂道はきついかもしれませんが、
山の空気を吸いながら、散策を楽しんでみてください。
日本統治時代の派出所も残っています。
10年前はなかば廃墟のような感じでしたが、
10年前はなかば廃墟のような感じでしたが、
修復工事が施され、こちらもカフェ・展示空間となっています。
猫たちにも出会いました。
皆、寒そうですね。
皆、寒そうですね。
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